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最近PCケースを新調しました。
以前使っていた「Define 7 Mini Solid」では「SPARKLE Intel Arc B580 TITAN」の長さ(315mm)を持て余すので、この長さをすっぽり収められるケースがないかなぁって探していてたどり着きました。
以前の「Define 7 Mini Solid」
中身を見てみる。
おわかりいただけるでしょうか?フロントのケースファンの上にTITANが乗っている状態です。
「Define 7 Mini Solid」は質感が素晴らしくできれば使い続けたかったケースですが、案外と中が狭いです。使い続けるなら「SPARKLE Intel Arc B580 TITAN」をやめてもっと短いグラボにする必要がありそうでした。
そこでたどり着いた「Torrent Nano Solid 」でしたが、結論をいうと「Define 7 Mini Solid」を使い続けるべきでした。後述しますが「Torrent」はチープです。コストのほとんどを「180mm x 38mm」のフロントファンにもっていかれてます。
後悔しても仕方ない
では「Torrent Nano Solid 」に移行していきましょう。後悔しても仕方ありません。
「Torrent Nano Solid 」。mini-itxケースとは思えないくらいでかいです。
公式のページです。
https://www.fractal-design.com/ja/products/cases/torrent/torrent-nano/black-solid
ガワをばらした状態です。
今回使うITXシステム。組みにくいことが予想されるので先にケーブル類をつけておきます。
マザーの上部分が狭いです。
予想してましたがマザー上部分が非常に狭いです。「Define 7」だとフレームが外れるから良いのですが、Torrentはそのような機能はありません。
自分は、このような場合には以下のツールを利用しています。

ベッセル(VESSEL) クリスタライン ドライバー 〈細軸タイプ〉 +2×200 6100
【特長】●カラフルなクリスタライン柄で、(+)(-)で色分けしています。●狭い箇所のねじ締めに適した細軸タイプです。
途中でネジを落としたくないので以下の商品も。

トネ(TONE) マグネタイザー MGT1 レッド
ドライバー、六角棒レンチなどの先端を着磁・脱磁が可能。。使い方簡単、先端部を本体に差し込み、擦るだけ。
あと狭い場所だと暗くて見えないので以下の商品も有効です。
マグネットがちょっと弱いのが弱点。

LED作業灯 ワークライト COBライト ハンディライトUSB充電式 マグネット機能搭載 夜間作業 工事使用 折り畳み式 小型 赤
折りたたみ式のLED作業灯,底部はマグネットが付いて,USB充電式、電池切れの不安から解放 内蔵リチウムイオンバッテリーで電池交換の面倒がなく、付属のUSBケーブルで3-4時間充電して、6-8時間使用できます。
マグネットはガッチリ強力なこちらも。
自分は工場で作業中によく使っていました。

[ラドウェザー] LEDライト ワークライト 2WAY点灯 折り畳み式 充電式バッテリー 軽量 キャンプ アウトドア 作業灯 懐中電灯 (レッド)
アウトドアブランドのラドウェザーから、マルチに使えるLEDライトが誕生した。乾電池が不要の充電式なので、繰り返し使えて経済的。更にスマートフォンへの充電も可能。停電時や野外など、電源が確保できない時には安心の機能だ。充電残量も一目でわかるの...
マグネタイザーの「+」でスリスリしておきます。
このようなツールがあれば便利ですが、「Define 7」ならフレームが外れるのでそもそも必要なかったり・・・。
マザーの固定は完了。次は電源ユニットを付けていきます。
SFX-Lサイズの「ION SFX 650G」。ケーブルがふにゃふにゃなので取り扱い安い電源です。
SilverStoneの「SST-PP08B 」ブラケット。ATX規格のギリギリまでオフセットされているので使いどころは多いです。
上の写真で使っているのは、SFX電源の上側または下側にできるだけ空間を作りたい場合によく使うブラケットです。

SilverStone SFX電源をATX電源のマウントに取り付けるための変換ブラケット SST-PP08B 【日本正規代理店品】
SFX電源をATX電源のマウントに取り付けるための変換ブラケット SFX電源取り付け位置を上寄りにしているので、電源下部の空間をより活かしやすくなっています。
この写真は「Define 7」ですが、このように電源上部分に余白を作りたい時に有効です。
例えば上の写真は以前使っていた「ATLAS E1」ですが、赤丸部分に電源が収まっています。その上に冷却ファンが付いていますが、ATX電源だと思ったように風を取り入れることはできません。
その点SFX電源 + 「SST-PP08B 」なら電源と冷却ファンの間に十分なスペースがとれるので有利になります。
欠点としては、SFX電源はケーブル長が短いので延長ケーブルが必要になる場合が多いことでしょうか。
話を戻しましょう。
電源取り付けスペース。最近としては珍しくケース上部に位置しています。
SFX電源だと割とスペースに余裕があります。
このケースの場合、ブラケットでオフセットする必要はありませんね。
「ION SFX 650G」のATX24pinの長さは350mm。通常は長さがネックになりますが・・・。
「Torrent Nano」ではこのとおりちょっとだけ余裕をもって取り付け可能です。
裏配線のスペースは「Define 7」より余裕がありました。
内部空間に余裕がありますね。
「SPARKLE Intel Arc B580 TITAN」もこのとおりすっぽり入ります。ちなみに標準のケーブルで届きました。
といっても結構ギリギリ。これより狭いとグラボの出し入れでキズがつきやすくなります。
稼働テストも問題なし。見てのとおりケース下側は空気の取り入れを考慮してかスカスカなので、付属のグラボステイは使えなさそうです。
代わりに用意したのが以下の商品。

GPUサポート、グラフィックカードサポート、ビデオカードたるみ防止ブラケット、GPUスタンド (S)
GPUサポート
底面にファンを取り付けたくなりますが、海外のケースレビューを見る限り必要なさそうです。
とても狭いし、自分も付けていません。
リアのケースファンは付属しないので、あとから別のファンを買い足しました。

Fractal Design Aspect 12 Black 4pinPWM PCケースファン 12cm デイジーチェーン対応 FD-F-AS1-1203 FN1489
Fractal Design FD-F-AS1-1203
最初にも書きましたが、「Define 7」に比べるとこのケースは自体はとてもチープです。
値段ではなく質感がです。
その分フロントファンが超強力なのでこれをうまく利用することで、ケースファンをゴテゴテとつけなくても良い環境にもできると思います。
電源ケーブルは今回使った「ION SFX 650G」のケーブル長で問題ありませんでした。
延長ケーブルは一本も使っていません。
今回は以上です。
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