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以下の記事は、下のリンクの書籍とChatGPTを利用して書いています。

まずはターミナルの開き方。


厳密な補足
コマンドはまずシェル(bashなど)に渡されます。
プログラムが動作する際、ファイル操作やプロセス管理などが必要になれば「システムコール」を介してカーネルに処理を依頼します。
「コマンド入力=直接カーネルに命令」ではありませんが、最終的にはカーネルを経由して実際の処理が実行されます。
では試しに何か命令してみましょう。
コマンドを実行してみよう


カレントディレクトリを移動しよう
カレントディレクトリとは現在自分が位置している場所(ディレクトリ)のことをいいます。
ちなみに上の写真のカレントディレクトリは「~/Desktop」(「~(チルダ)」はホームディレクトリ)です。
では、テストフォルダの中に移動してみましょう。

ディレクトリ内のファイル候補を挙げてくれます。今回はテストフォルダしかないので「TABキー」一回でテストフォルダと表示されました。では実行してみます。


このファイルは以前の記事で紹介している、自作ソフトです。
ファイルを実行してみよう
ではこのファイルの実行をしてみましょう。



ちょっと補足
自分も気が付かなかったのですが、調べてわかったことがありますので覚書として。
先程、「ls」コマンドでファイルを検索するとき、そのまま「テ」と入力後「TABキー」で候補の「テストフォルダ」を探しました。
ですが、ファイルを実行するときは「./v」と入力後「TABキー」で候補を探しています。
ファイルを実行するとき「v」と入力して「」TABキーを押しても候補は検索されませんし、ファイルの実行もできません。
頑張って一文字づつ打ち込んで無理やり実行しても、今回の例だと
vulkan_interp_python_ubuntu.bin: コマンドが見つかりません
と表示されます。
これはどうやらセキュリティ上の問題らしく、例えばファイル名のみで実行できてしまうと「lsコマンド」と「./ls」というファイルと区別がつかなくなってしまいます。
もし「./ls」に悪意あるプログラムが書き込まれていた時、「ls」コマンドとまちがえて実行されてしまう可能性があります。
ちなみに「./」は現在のカレントディレクトリを指します。
ファイルを実行するときは「./ファイル名」とするようにしましょう。
今回は以上です。
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