Ubuntu(Linux)をPCに導入する時に注意しなくてはならないことがあります。
下の画像はPCの内部を超カンタンに書いたものです。

ストレージと呼ばれるもの(最近はSSD)にOS(Windowsなど)が入っているのですが、PC購入時にオプションなどで追加のSSD(HDD)を入れていない場合、このSSDはひとつしか入っていません。
Ubuntu(Linux)の導入自体はここの記事どおりにやればできるのですが、WindowsPCに何も考えずにUbuntu(Linux)をインストールすると、SSDにもともと入っていたWindowsは消滅します。
なので、物理的にSSDを新品に交換してから、Ubuntu(Linux)を導入するという流れになります。
この方法だと、自分でPCの中身をいじらなくてはならないのでまったく触ったことのない人にとってはかなりハードルが上がります。
PCの中身を触りたくない人は、
- WSL(Windows Subsystem for Linux)を使う方法
- ここの記事のように現在のWindowsの状態を「大容量USBメモリ」や「外付けHDD」などに保存してからUbuntu(Linux)を上書きする
といった方法になります。
WSL(Windows Subsystem for Linux)を使う方法は、自分がWSLを使ったことがないので(ほとんどWindowsを使わない為)それについては言及できません。
Ubuntu(Linux)は古いPCを再利用する場合にかなり有効なOSですが、初めて導入するとなると物理的にも心理的にもハードルは高めです。
ただ、最近はWindows10の使用期限の問題もありまして、Windows11に移行できないPCだった場合、捨ててしまうより思い切ってUbuntu(Linux)にしてしまうのも良いかもしれません。
以上、Ubuntu(Linux)導入にあたっての注意点でした。
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