UbuntuにしろWindowsにしろ、USBでインストールメディアをつくるのにどんなソフトを使うでしょうか?
有名なのは「balena Etcher」「Rufus」だろうと思います。
でも今回紹介するのは「Ventoy」です。
「balena Etcher」「Rufus」は自分が知る限り、一つのUSBメモリに対して一つのOSを入れると記憶しています(ひょっとしたら自分の調べが足りないだけかも)。
「Ventoy」はそのUSBメモリの容量の許すかぎりOSのイメージファイル(ISOファイル)をぶっこんでいけます。
この方法で、自分は32GBのUSBメモリに5つくらいのISOイメージを入れています。
それでは導入方法をやっていきましょう。
Ventoy導入
まずはダウンロードから。
https://www.ventoy.net/en/download.html
今回はWindows編ですので、上の写真のように「ventoy-1.0.99-windows.zip」をダウンロードします。
そうしたら解凍して
「Ventoy2Disk.exe」を実行します。
このような画面になると思います。
インストールメディアにしようと思っているUSBメモリをPCに差し込み
矢印のぐるぐるマークを押すと、差し込んだUSBメモリを選択できるようになります。
そうしたら「Install」ボタンでインストールしていきます。
今回はすでにデータが入っていたせいか、確認画面になりましたのでキーボードで「YES」と打ち込んでから「OK」を選択。
ここでも「はい」を選択。ここはダブルチェックになります。
これでインストール完了!「OK」で閉じて、Ventoyも閉じて大丈夫です。
Ventoyで作ったインストールメディア用USBメモリを開きます。
容量の許す限り、ISOファイルをぶっこんでいきます。
今回用意したのは3つだけですが、17GBほどなのでもう一つか二つは入りそうです。
ちなみに後で追加することは可能ですのでとりあえずひとつだけでも大丈夫です(便利)。
書き込みが終了したら、PCを再起動してBIOS(UEFI)に入ります。
ウチのPCだと「Deleteキー」連打です。
マザーボードによって違うと思いますが、ウチのはGigabyteなのでこんな画面。
「Boot Override」で刺したままのUSBを選択。
Ventoyの画面です。
ISOファイルとの仲介をするOSといったところでしょうか。
先ほどぶっこんだISOファイル分だけOSを選択できます。今回はWindows11を選択。
MicrosoftからダウンロードしたISOファイルですが、こんな感じなんですね。
とりあえず成功です。
ということで、個人的にはRufusやbalena Etcherよりは便利だと思っているので気に入って使っています。
今回は以上です。
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