ubntu 22.04にてARC B580を動作させる。の記事で少しだけ触れていました、動画のフレーム補間のスクリプトを公開します。
以下の動画はPixabayから使わせてもらっています。「agus252」さんの作品です。
多分違反はしていないと思いますが、念の為このページには広告はつけないようにします。
もし違反しているようなら、動画は差し替えます。
この動画をベースに今回紹介するスクリプトの実行結果を見てみましょう。
もともとはWindowsで「Flowframes」というソフトに触れたときに、ubuntuでも実行できたらなぁ、と思って作りました。
なのでWindowsの人は「Flowframes」の方が使いやすく、簡単にフレーム補間できると思います。
まぁcuda専用に見えなくもない程、vulkanの動作は遅いですが・・・。
話を戻しますがこの自動化スクリプト、現状は「bash」+「python」で動作します。
Ubuntuなら標準でどちらも入っているので問題ありません。
つまり、Windowsではそのままでは使えません(WSLなら・・・)。
必要なソフトは「rife-ncnn-vulkan」と「ffmpeg」です。
インストールスクリプトを作っているので、手動でインストールする必要はありません。
「rife-ncnn-vulkan」についてはこちらで公開されています。
https://github.com/nihui/rife-ncnn-vulkan
インストール方法
https://mega.nz/folder/YTEkGYrY#vysPOYwr6fx5hBlEH6zzaA
上記リンクから「vulkan-interp」フォルダをダウンロードしてください。
ダウンロードするとフォルダの中が以下のようになっていると思います。



bash ./install_rife_24.04.sh
上記コマンドはubuntu24.04の場合です。

上の写真のようにインストールが済みましたら「vulkan-interp」フォルダ以下は


動画のファイル名は記号をうまく認識しないようですので、スクリプトがうまく動かない場合はリネームしてください。
実行方法


bash ./main.sh
で実行です。
ここまでがインストールと実行方法です。

ところで、最近はグラフィックスカードの機能を利用して動画のフレーム補間をリアルタイムで行う便利な使い方があるようです。
なので、この自動化スクリプトは一見無意味に見えるかもしれません。
説明が長くなりそうなので次回の記事で説明していきますが、このスクリプトの意味は重複フレームの削除と削除したフレームの補間にあります。
ただ、この方法でヌルヌル動作を実現してしまうと、作品の持っている持ち味というか作風が壊れてしまう可能性があります。
ですので使ってみて「自分には合わないなぁ」と感じた方は使わない方が良いと思います。
今まで見てきた同じ作品を違う味付けで改めて見てみたいなぁって思ったときに実行してみてください。
今回は以上です。
以下は本記事の続きになる解説編です。
configなど細かい設定の説明が書いてありますので、よかったらどうぞ。
動画のフレーム補間(ubuntu編)(解説)”Video Frame Interpolation (Ubuntu Edition) – Explanation”
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